[ニコニコ雑記] フェンダーの特殊カラー”マルチレイヤー”の魅力

こんにちは、店長の野呂です。

今回はフェンダーギターにおける特殊カラーリング、”マルチレイヤー”の魅力に迫っていきたいと思います。

そもそもマルチレイヤーって何?」というところからお話しいたしますね。
マルチレイヤーとは、下塗り(アンダーコート:鮮やかな発色を得る目的で行う)とは異なり、全く関連のない色が2層以上重ねられたものであります。
これに関してはもう”百聞は一見にしかず”ということで、さっそくご覧いただきましょう。

まずは当店在庫中のものより紹介いたします!!

Fender Custom Shop 2008 Masterbuilt ’60 Stratocaster Heavy Relic Master Built by Jason Smith (Black / Candy Apple Red)  です。

落ち着きのあるブラックと煌びやかなキャンディーアップルレッドのコントラストが目を惹きますね。よく見るとキャンディーアップルレッドのアンダーコートのゴールドもチラッと覗いていて、個人的にはそこに心躍ります。

 


Fender Custom Shop 2007 MBS 1962 Stratocaster Heavy Relic Master Built by Jason Smith (Black/Seminole Red) です。

セミノールレッドというレアカラーを使用しています。非常に分かりにくいですが、フィエスタレッドとダコタレッドの中間に位置するような絶妙な色味です。べっこうガードが映えるクールな印象です。

 

Fender Custom Shop 2012 TB ’59 Custom Telecaster Relic (Taos Turquoise/Vintage Blonde) です。

鮮やかなタオスターコイズ、木目の透けたヴィンテージブロンドという組合せです。元がブロンドフィニッシュだったため、ローズ指板のテレキャスターでは珍しくボディ材にはアッシュ材が使用されています。季節外れですが、夏らしく爽やかでポップな印象です。

 

過去に販売したものではこんなやつもありました。

 

色とりどりで見ていて楽しいですよね。

以前に紹介した様々なサンバーストはやはり定番で飽きのこないところが魅力かなーと思いますが、遊び心のあるユニークな塗装も他人と被りにくいですしオリジナリティがあり良いのではないでしょうか。色の組み合わせもいろいろありますので、お好みに合う理想の1本を探してみると面白いですよね。現在店頭にもマルチレイヤーフェンダーのご用意がいくつかございますので、是非ともご来店の上、実物をご覧ください!

 

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