ネックグリップの形と手の大きさ比較してみました。 テレキャスター編

前回のストラトキャスター編に続き、ネックの太さを実際にお店にあるカスタムショップ製テレキャスターで比較してみました。
(ストラトキャスター編はこちら。)

まずは比較するスタッフの手の大きさです。
(かなり小さいと思いますので、ご自分の手を測ってみて下さい。)
手首から人差指148mm
親指の付け根から人差し指の先端まで 104mm
親指の付け根から先端まで 52mm
人差し指の付け根から先端まで 60mm

指板面のサイズは年式に関わらず若干の誤差はあるものの、ほぼ一定です。
ナット幅 42mm
12フレット幅 51.5mm
最終フレット幅 55mm

それでは1本目。測ったのはこちらのギター です。
Fender Custom Shop 2012 1951 Nocaster Relic (Blonde)

 

ノーキャスターといえば極太ネックですね。
厚みもサイドも握った瞬間に太いな、と感じる存在感たっぷりのUシェイプですが、
ハイポジションよりローポジションの方が顕著に太さを実感できると思います。
ローポジションの厚みを体感すると、12フレット以降はむしろ、ちょっとスッキリしたシェイプにも感じられてしまいます。
親指をグリップの頂点付近に置くスタイルの場合、個人的には薄いネックよりむしろきっちり厚みのある方が弾きやすく感じます。
しかし握り込んで6弦や5弦を弾いたり、ミュートしたい、となると、かなり厳しい!
こちらの個体は指板が9.5ラディアスのため、横幅があるように感じるのかもしれません。
ちなみに ネックの厚みは 1フレット 24mm 、12フレット 25mmです。

2本目。
Fender Custom Shop 2010 1958 Telecaster Relic (Vintage Blonde)

 

1958年モデルのテレキャスターは、カスタムショップ製品の中では少数派ですが、
ソフトVシェイプのテレキャスターという事でご紹介させていただきました。
ストラトキャスターと同じくグリップの頂点(中央部)が一番厚みがあり、指板の際までやや急なカーブで削り込まれています。
ノーキャスターと比べると、ローフレット側はとってもすっきり感じます。
しかし握り込むスタイルの場合はやっぱり難しいと言わざるを得ません。
ちなみに ネックの厚みは 1フレット 22.5mm 、12フレット 25mmです。
(この数値は1956年モデルのストラトキャスターと同じです)

3本目。
Fender Custom Shop 2014 1959 Telecaster Journeyman Relic (Faded Chocolate 3tone Sunburst)

 

1959年モデルはストラトキャスターの1960年モデルと同じく、頂点の位置が低くやや平なCシェイプです。
テレキャスターの中でも一番薄いネックシェイプと言えると思います。
比べている手の大きさがほぼキッズサイズですので、どれくらい参考になるかはわかりませんが、
あらゆるスタイルに対応しようと思うと、フェンダー製品はやはり1960年モデルでぎりぎりなのかもしれません。
ちなみに ネックの厚みは 1フレット 20mm 、12フレット 24.5mmです。
(この数値は1960年モデルのストラトキャスターと同じです)

 

4本目。

Fender Custom Shop 2013 1972 Custom Telecaster Closet Classic (Olympic White)

 

1972年モデルのネックは一般的にはUシェイプと言われていますが、
1969年モデル等のUシェイプとは若干違うシェイプとなっており、頂点に程よい丸みがあり、頂点よりサイドにかけても、とてもなだらかなシェイプとなっています。
1960年モデルと比べても若干の厚みは感じるものの、全体的にはすっきりとしたシェイプと言えると思います。
12フレット以降はあまり厚みが厚くなっていかないので、弾きやすいと感じました。
ちなみに ネックの厚みは 1フレット 22mm 、12フレット 23.5mmです。

テレキャスター編はいかがでしょうか?
改めて測ってみると、たった1mmの厚みの違いが大きく体感に現れていると感じました。
気になるギターがございましたら、ぜひ一度お手にとって見てください。

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