[ニコニコ雑記] Paul McCartney オーストラリアツアー ~ゴールドコースト編~

こんにちは、店長の野呂です。

前回に引き続き、ポール・マッカートニー氏のオーストラリアツアーの話を。
今回は本オーストラリアツアーの最終公演、11/4ゴールドコースト公演の様子を振り返ってまいります。

まずは会場がこちら、Heritage Bank Stadiumです。
約22,000人を収容することのできる円形の屋根の空いたスタジアムで、ブリスベン公演の時と比較してキャパシティは半分ほどです。

私たちはブリスベン公演と同様、サウンドチェックの様子を拝見できるVIPチケットでの参戦でしたので、入場は昼過ぎでした。
ブリスベン公演ではなかなか予定されていた時間通りに始まらなかったサウンドチェックですが、今回はすんなりとスタート。

サウンドチェックでは以下の全14曲が披露されました。

・Instrumental Jam
・Matchbox (Carl Perkins cover)
・Drive My Car (The Beatles song)
・Temporary Secretary
・One After 909 (The Beatles song)
・Coming Up
・Queenie Eye
・C Moon (Wings song)
・Let ‘Em In (Wings song)
・It’s So Easy (The Crickets cover)
・From Me to You (The Beatles song)
・Ram On (Paul & Linda McCartney cover)
・Midnight Special ([traditional] cover)
・Lady Madonna (The Beatles song)

この中で本番でも披露されたのは、赤字の2曲のみ。
残りの12曲はサウンドチェックでのみ聴くことができました!
(太字の5曲が今回のゴールドコーストのサウンドチェックのみで披露された曲です。)

まず嬉しかったのが、私がよく愛聴しているBeatlesの「Rubber Soul」の1曲目のナンバー、「Drive My Car」を聴くことができたことです。

音源で聴くことができる躍動感満載のポールによるスライドギターのソロをラスティが演奏しており、スライドバーを中指に装着している様子が確認できます。
(以前のブログで取り上げた通り、今年はスライドギターに着目して音楽を聴くことにハマっていました。どのギタリストがどんなフォームやチューニングで、何指にバーを装着して弾いているのか気にしながらライブ映像を観るのは自分にとって新しい発見が多くあり、とても楽しいです。)

また、この曲といえば複雑な和声のコーラスワーク(※)で知られていますが、ポールバンドのメンバーはもちろん完璧にこなしていました。
(※) 曲のキーはDで、サビ前のコードがドミナント7thの”A7”コード。コーラスではこの”A7”の構成音ではない音が歌われ、各パートが組み合わさることでオルタードテンションを含むA7(#9,♭13)というハーモニーになっています。

後は、収録されているのは70年発売のアルバム「Let It Be」ですが、レノン=マッカートニー初期のデビュー前からの作品として知られている「One After 909」も聴けて嬉しかった曲です。

“WELCOME TO THE GOLD COAST PAUL” と表記されています。

また、Gold Coastに来たポールを迎える粋な計らいで、写真のような飛行機がサウンドチェック中にスタジアムの上空を旋回していました。
(演奏中にも関わらず、ポールはすぐに気づいていました!)

そして本番!
セットリストはブリスベン公演と同様の全39曲、席はポールの目の前の最高の位置取りでした!(全セットリストは後述)

抜群の安定感を誇るポールバンドの演奏ですが、場所が異なると当然雰囲気が異なり、聴いている側の感じ方までも違って聴こえるのが面白いところです。
また、ちょうどライブの前日にビートルズの最後の新曲「Now And Then」が発表されたばかりで、この歴史的なタイミングでポールのライブを目の当たりにできたことは非常に感慨深い出来事でした。
(Here Today の演奏前には新曲”Now And Then”に関する話題もちょこっとMCで触れていました。)

この日のLIVEで印象に残っているのが、本編最後に披露された「Hey Jude」。
アウトロでは観客とのコール&レスポンスに合わせて、ステージ後方のモニターに観客達の様子がリアルタイムで映し出される演出がありましたが、映し出される観客の誰もが心からライブを楽しんでいる表情で、誰しもがライブならではの強い一体感や幸福感を共有することができた瞬間だったのではないでしょうか。

また、アンコールの最初に披露された「I’ve Got a Feeling」では、ルーフトップコンサートの時のジョンレノンの映像と歌声が流れるという、非常に胸熱な演出もありました。
ジョンの映像が映し出された瞬間の会場の凄まじい盛り上がりが、ライブ映像からも感じられるのではないでしょうか。

そして、「Birthday」「Helter Skelter」といったホワイトアルバム収録のアップテンポなナンバーでは、ツアー最終公演ということもあってか、いつも以上に力の入ったシャウトをかましてくれました!
(ちなみにビートルズのアルバムの中で私が最も好きなのがホワイトアルバムなので、この時は本当に最高の気分です。)

ポールはこのオーストラリアツアーを終えた後、なんとメキシコですでに2公演行なっており、更には来週からはブラジルでの全8公演を周るツアーが始まります。
全く年齢を感じさせない人間離れしたパフォーマンスには、ただただ驚かされるばかりです。
来年にでも日本に来てくれたら本当に喜ばしいですね。

今回はこの辺で。

Setlist 11/4 Heritage Bank Stadium, Gold Coast 39曲

・Can’t Buy Me Love (The Beatles song)
・Junior’s Farm (Wings song)
・Letting Go (Wings song)
・She’s a Woman (The Beatles song)
・Got to Get You Into My Life (The Beatles song)
・Come On to Me
・Let Me Roll It (Wings song) (with a snippet of The Jimi… more )
・Getting Better (The Beatles song)
・Let ‘Em In (Wings song)
・My Valentine
・Nineteen Hundred and Eighty-Five (Wings song)
・Maybe I’m Amazed
・I’ve Just Seen a Face (The Beatles song)
・In Spite of All the Danger (The Quarrymen song)
・Love Me Do (The Beatles song)
・Dance Tonight
・Blackbird (The Beatles song) (Paul McCartney solo performance)
・Here Today (Paul McCartney solo performance)
・New
・Lady Madonna (The Beatles song)
・Fuh You
・You Never Give Me Your Money (The Beatles song)
・She Came in Through the Bathroom Window (The Beatles song)
・Jet (Wings song)
・Being for the Benefit of Mr. Kite! (The Beatles song)
・Something (The Beatles song)
・Ob-La-Di, Ob-La-Da (The Beatles song)
・Band on the Run (Wings song)
・Get Back (The Beatles song) (Visuals by Peter Jackson)
・Let It Be (The Beatles song)
・Live and Let Die (Wings song)
・Hey Jude (The Beatles song)

Encore:
・I’ve Got a Feeling (The Beatles song) (“virtual duet” w/video by… more )
・Birthday (The Beatles song)
・Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise) (The Beatles song)
・Helter Skelter (The Beatles song)
・Golden Slumbers (The Beatles song)
・Carry That Weight (The Beatles song)
・The End (The Beatles song)

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