ギタリストと「相棒」の出逢い。~Part 2、Yngwie編その2~

こんにちは、スタッフ高橋です!

本日はSuper GT Rd.4富士予選日です!

明日の決勝は450km/100周ですから長丁場ですし
天候も不安定かもなので戦略面含め見どころが多いでしょう。

同じく富士で行われた5月のRd.2は大きなクラッシュもあり
なかなかイレギュラーな感じになってしまいましたが….

今回はどうなることやら。

相変わらず応援したいチーム/選手が増える一方で困っています。

ただ逆にもう誰が勝ってもめちゃめちゃ喜べる境地かもしれません。

それはそれで幸せなのか。

どうなんだ。

さて。

「Season21から相棒に亀山さんが帰ってくる!」ということで
ギタリストと”相棒”のお話をしていきたいと思います。

今回も前回に引き続きYngwie Malmsteenと”Duck” Stratocasterのお話です。

前回お話しした通り自らスキャロップを施した愛機と共に
順調な滑り出しを見せたキャリア初期。

しかし!

愛機に悲劇が起こります。

インギー先生といえば激しいステージアクションが有名です。

ということは楽器に傷がつき、塗装が剥がれなんてことはしょっちゅうだったようです。

が。

楽器を投げることもしばしば。

キャッチに失敗することも無きにしも非ず。

結果。

どうなったかを2008年に発売された復刻版と照らし合わせて見ていきましょう。

まずはボディ。

まずはストラップをDimarzio製のロックタイプに交換しています。

おそらくステージアクションを考慮した結果でしょう。

ボディサイドは全周にわたって塗装が剥がれ落ちているのが分かります。

続いてバックをみると…

ジョイントプレート付近から割れを補修した痕跡がございます。

仕様的なところで言いますとネックジョイントを3点どめから4点に変えたため
ジョイントプレートの下から元々のジョイントビス穴が確認できます。

また細かいところですがトレモロスプリングの共振を防ぐため
スポンジを差し込んでいるのは是非真似していきたい部分ですね。

次はヘッド。

先端は欠落して修理した跡がございます。

また5弦のペグポスト辺りからヘッドの付け根にかけても修理跡があります。

そして側面には何やら丸い埋め木が…

裏面を見るとヘッドの付け根に同じように埋め木があります。

そうです。

ヘッドがほぼほぼ欠落し、補強を入れて修理した跡です。

痛々しいですが酷使されたのがわかります。

この辺はさすがトリビュートシリーズの再現度の高さです。

いかがだったでしょうか。

インギー先生の相棒との出会いから溺愛ぶりまでご紹介できて光栄でございます。

次はどの相棒をご紹介しようか…
紅茶を嗜みつつ考えておきます。

それでは!

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