[ニコニコ雑記] ギター名盤 From ジャマイカ ~Phaser名盤4選 その2~

こんにちは、店長の野呂です。

前回に続き、今回もアルバムを通してフェイザーサウンドが楽しめるアルバムを紹介したいと思います!!

今回は紹介するアルバムが録音されたのは1975年7月18日。

サイゴン陥落によりベトナム戦争が終結し、
BTTFで有名なデロリアンを製造する”DMC”とマイクロソフトが設立された年です。

さらに言うとソ連の宇宙船ソユーズ19号とアメリカの宇宙船アポロ18号が
地球を周回する軌道上で史上初の国際ドッキングに成功した翌日です。

さて本題へ。笑

Bob Marley and the Wailers ”Live!”

暑い夏を彩ってくれる言わずと知れた超名盤!!

ギターを務めたのは以前にも紹介したことのある ”Al Anderson”

パット・メセニーやアルディメオラと同時期にバークリー音大に在籍、
それ以外にもローリン・ヒルやベン・ハーパーの作品にも参加しております。

ペンタだけではない音使いで浮遊感と緊張感を上手く出し、
ワウやモジュレーションを非常に効果的に使った唯一無二のプレイ…

もっと評価されてもいいギタリストランキング上位ランカーではないでしょうか。

全曲プレイが冴え渡っているのでどの曲から手をつければ…って感じですが

まず1曲目の「Trenchtown Rock」から“フェイザーかかってるよ”って分かりますね。

ライブ通して常時Onになっており、ワウを踏んでいる時でも周期的なうねりが感じられるため
併用しているのが分かります。

2曲目「Burnin’ and lootin」でワウとの併用サウンドが分かりますね。

サビの折り返しでギター1人だけ決めフレーズ的なのをやってるのですが、
あれがクセになります。笑

3曲目「Them belly full (But we hungry)」ではキレッキレのギターソロが披露されますが、
個人的に好きなギターソロTop5に入る名ソロです。

イントロ、アウトロのフレーズも素晴らすぎて泣けます。

このまま全曲紹介したいところなんですが…最後に

5曲目「No woman, no cry」、なんて言ってもあの歌心溢れる長尺ギターソロです。
フェイザーの柔らかな揺らぎと合わさったサウンドが心地よく、
ずっと聴ける、まだ聴きたいと思えるソロではないでしょうか。

ちなみにAl先生が使用している機材ですが、情報はおろか画像すらも無く
当時何を使っていたのか議論になっております。

明確なソースが一切と言っていいほどないのです。

私の推測では…、

Bob Marleyご一行から機材を”失敬した”伝説のあるSex PistolsのSteve Jones氏の機材から見るに(笑)
MXR Phase45か90(どっちと答えてるインタビューがあるので…)ではないでしょうか?

アンプを”お借り”するついでにポケットに入れられるサイズですし…

信じるか信じないかはあなた次第です。

(もし何か機材に関して有力な情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらご教示ください!!)

今回はこの辺で!!

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