ハッピーバースデー、スティーブ・ガッド! ~ガッドに支えられたギタリストの名演~

こんにちはスタッフ高橋です!

さぁさぁ今年のD1グランプリ開幕戦がもうあと2週間ほどになりました!

今年はなんといってもタイヤレギュレーションが大幅に変わったことによる
大荒れが予想されています。

出場しないチームも残念ながらございました…

ただ、だからと言って見所が減った…なんてことはなく!

1番の見どころですが、今年は昨年のチャンピオン中村直樹選手のニューマシンが登場です!!

なんとV8搭載のS13 !!!

しかも齋藤大吾選手が製作して、なんとTMARのチームメイトとして出場なんて…

まさに最強の2人がタッグを組んだ感じありますね!

富士まで待てません!

さて。

本日4月9日は偉大なドラマーの誕生日です。

そうです、スティーブ・ガッド76歳の誕生日です、おめでとうございます!!

皆さんご存知のプレイヤーだとは思いますが…一応ご紹介を。

スティーブ・ガッド氏は1945年ニューヨーク生まれで、
7歳の頃からドラムのレッスンを受けるようになりました。

アメリカ陸軍の軍楽隊に所属しながらジャズクラブにも出演、
チック・コリアやチャック・マンジョーネをはじめ名だたるプレイヤーとセッションを重ねます。

その後トニー・レヴィン、マイク・ホルムスとのトリオ時代を経て、
スタジオミュージシャンとしての活動を開始。

その後”Return To Forever”や”Electoric Rendezvous Band”、
マンハッタン・ジャズ・クインテットなどに参加しまして…

ここで伝説のバンドが結成されます。

“Stuff”です!

ここでかなりの知名度を上げたガッド氏、
以前にもましてスタジオミュージシャンとして多忙を極めることとなります。

さて。

個人的にギタリストの名演の影にはガッド有りと思っていますが…

名ギタリストとガッドはセットなのです!笑

今回はいくつかその名演をギタリストと共に振り返りたいと思います。

まずは先ほどのStuffから。

なんといってもLive at Montreux 1976の演奏は永遠のベストテイクでしょう。

ギタリストはお馴染み、コーネル・デュプリーとエリック・ゲイルです。

実際75年ごろから80年までの意外と短期間しか活動していないのですが、
このメンツが1番馴染み深い方も多いのではないでしょうか。

1曲目の”Foots”からいつものStuff節が炸裂なのですが、
ガッドの誕生日なのでそこから1曲挟んだ”Gadd Solo”を今日はリピートで聴きましょう。笑

次はJames Taylorのサポートから。

私の推しテイクは2009年のNorth Sea Jazz Festivalです。

ギタリストは我らがMichael Landau!

ベースにもJimmy Johnsonが起用され、ほぼほぼSteve Gadd Bandメンツになっています。

テイラー氏がふわっとアコギで弾き語りを始めると、流れるようにバンドインするんですが…

頭から全員タイムが完璧に合っているんです、あれは人間業を超えています。

ガッドとジミー・ジョンソンのリズムが鉄壁ゆえの上物の自由さが感じられるライブで、
“Steamroller Blues”のジャムでのランドウはめちゃめちゃ輝いています。

あと”Fire and Rain”でのアンビエントチックなプレイもめちゃめちゃ歌に寄り添っていて、
ガッドのドラミングも頭のシンバルから完璧です、泣ける。

個人的に1番好きなJTのライブテイクなので皆様ぜひYoutubeでご覧になってみてください。

最後に日本での名演を。

2006年に行われた角松敏生氏の”Player’s Prayer”Tourです。

ギタリストは日本の宝、今剛氏です!

(ギターの画像が松原モデルなのはお許しを…)

このツアーはその名の通り、プレイヤーのエゴがいい意味で満載なのです。

ソロ回しもかなり長尺でやってます。

ツインドラムなのでガッド氏もかなり暴れ回ったプレイをしています。

私の推し曲は”かなし花”です。

沖縄テイストな曲なんですが…

ガッドのガッシガシなフィルと今さんのソロの絡みが見どころです!

さて共感いただけるテイクはございましたか?

是非未チェックのものがあった方はこの誕生日の機会にご覧になってみてください!

改めて、ハッピーバースデーGadd!!

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