アディオス、赤髪のエイリアン。

みなさんこんにちは、スタッフ太田尾です。

雨が続いていて梅雨も本腰入れてきた感がやっと出てきましたね。

去年梅雨の時期に階段で滑ってからは細心の注意を払って階段を登り降りするようにしておりますが、先日ちゃんと滑りました。(笑)

さて、今回は若くして逝去し、その後現在にいたるまでたくさんの人々を魅了し続ける元X JAPANのギタリスト”hide”氏!!

命日から2ヶ月程経ってしまいましたが…

hide氏といえばモッキンバード、モッキンバードといえばhide氏と言っても過言ではないほどに彼のアイデンティティとなっているBurnyのYellow Heartのシグネイチャーモデル。

X JAPANといえば派手な髪型や化粧をしたドカドカ系のヴィジュアル系という認識しか持っていなかった自分にhide氏がいかにカリスマ性の高い存在かを教わったのはタイに住んでいた頃、近隣の学校とのソフトボールの練習試合で知り合った一人の日本人の友人の影響でした。

僕はセカンドで守備をしており、彼が2塁に来た時に日本人の名前で呼ばれていたため、「あれ、日本人?」と話しかけたのが始まりで、話し進めると彼もまたギターを弾くということを知り、海外に住む日本人でギターが趣味というところまで同じという境遇に親近感を覚え、すぐにその週末に僕の家に泊まりにくることになり、その後ほぼ毎週末というぐらいのペースで僕の家に泊まりに来るまでの仲になりました。

彼は無類のX JAPANファンで、hide氏が大好きなギターキッズで、僕と彼はX JAPANやhide氏の話で夜更かしをし、昼前から自宅で爆音でギターを一緒に弾いたり、スタジオに行ったりする週末を送っていました。(笑)

そしてある週末、二人で昼食に向かうべく自宅の近くにあったショッピングモールに行った際に何の気もなしにCDショップを覗くとなんと!!まさかの!!”BLUE BLOOD”と”Jealousy”というアルバムの2枚を見つけ、即買いしました。

まさかタイでX JAPANのCDが買えるとは思ってもおらず、CDを見つけた瞬間にドキドキしたのはその時が最初でした。

そんなこんなでX JAPANやhide氏の色々を知ったのちに、彼が僕の家にX JAPAN The Last LiveのDVDを持ってきてくれて、一緒に初っ端の”Rusty Nail”で最高に湧き上がったのを今でもよく覚えています。

炎の演出と共にYellow Heartを少し低い位置にぶら下げて登場するその姿は本当に最高に格好良く美しいのです…

もう本当に自宅がライブ会場になったかの様な盛り上がりをしたのですが、僕らを見た父に「お前らすごい楽しそうだな(笑)」と笑われたのも懐かしい良い思い出です。(笑)

日本に帰国してから僕は大学に進学し、特によくしてくれたサークルの先輩も無類のhideファンで、その方と一緒に公開墓地へお墓参りにも行ったりしました。

なお僕が大好きな布袋氏はhide氏が逝去した後にhide with Spread Beaversの”ROCKET DIVE”をカバーしており、終盤部分にhide氏へのメッセージが歌詞として付け加えられていて、それもまた僕がhide氏を好きになるきっかけにもなっていたのかなと今になって思ったりもします。

「さらば赤髪のエイリアン、君の作ったロケットに愛を込めてアディオス。アディオス、アミーゴ」

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