Momose MT24のお話。
今回はMomoseのMT24-MV-TOCHI/NJのお話です。
モデル名の”MV”は”Modern Virtuoso”シリーズを表しています。
簡単に言えば “現代の名手” といったところですが、
伝統的なエレキギターの歴史に敬意を払いながら、職人達の長年の経験から生まれたアイディアやミュージシャン達からの要望を取り入れた仕様を盛り込み、より独自性に富んだギター、というコンセプトなのだそうです。
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さてMT24はトレモロ付き24F仕様のテレキャスタータイプで、
ボディ材には栃(とち)が使用されています。
Deviser製の楽器で”栃”を使用したモデルは、
フレイムトップでかなり個性的な色味のものが多いですよね。
今回入荷したMT24は控えめながらモダンなルックスが特徴で、
外観的に使えるシチュエーションが多いかなと思います。
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ボディバックに目を移すとネックヒールには深めのコンターが入っています。
またジョイントプレートが出っ張らないようにボディがザグられていて、
最終24Fまでフルに使えるように考えられています。
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ペグはヒップショット製のロックペグで、アーミングを多用する方にはマストの仕様ですね。
ヒップショットのロックペグはオープンバックなのでメカメカしい見た目がかっこいいです。
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_7350-1024x1024.jpg)
最後は電装系。
ピックアップはノースカロライナ州でハンドメイドされる”Mojotone”製。
フロントとリアにはややモダンな味付けの”Classic Humbucker”、
センターには50’sスタイルの”Classic Strat”が搭載されています。
コントロールはマスターボリューム/トーン、5way PUセレクター、
コイルタップ用ミニスイッチとなっています。
汎用性が高いモダンスペックのギターをお探しの方、とてもおすすめです。