Rickenbacker 325C58 ~ジョンの相棒、Part.1~

こんにちは。

本日はジョン・レノンの相棒を再現したこちらのギターを紹介いたします。

Rickenbacker 2002 325C58 JL Mod (Mapleglo)

https://www.niconico-guitars.com/html/products/detail.php?product_id=13831

“JL Mod”の名の通り、ジョンが使用していた姿にモディファイされています。

ファンとしてはやはり同じ姿で使いたいですもんね。

コンセプト的には「黒にリフィニッシュされるちょっと前」という感じになっています。

まず一番大きな変更点はBigsby B5。

オリジナルのコフマンバイブローラは取り外されています。

またそれに伴い、ブリッジも蝶ネクタイ型のアルミブリッジに交換されています。

個人的にはこのブリッジがになっているだけでかなり「本人感」が増すと思っています。

次はコントロールノブ。

こちらはEver Ready社のラジオ「Sky Baronet」タイプのノブです。

Burnsタイプのアルミノブで無いのが初期ビートルズ感を醸し出しています。

ちなみに機種までわかると「本人と全く同じ当時もののノブが欲しい」
という方もいらっしゃると思います。

探せばオリジナルのラジオも時々海外オークション等で購入できなくは無いのですが、
ちょっとした大変な点がございます。

このラジオ「Sky Baronet」モデルはなんと「3ノブ」なんです。

つまり4つのノブを手に入れるにはラジオを2つ購入しなければいけないというトラップが…。

そんなノブからちょっと目線をずらしてトグルスイッチに注目。

ちゃんと白なのがポイントです。

黒に塗り直した際からスイッチキャップも黒に交換されまして、
晩年に塗装を剥いだ後も黒のままになっています。

次はジャックプレートです。

ロングタイプのジャックプレートになっています。

通常のものよりシリアルナンバーが入っている面がかなり長いのが特徴です。

表からは見えない箇所ですが、ここまでやってはじめてジョンとお揃いです。

さて、一通りこだわりポイントをみてまいりましたが、
「325V59なら最初からそこそこ似てないですか?」という声が聞こえてきそうです。

ところが!

325V59は兄弟機種ながら似ても似つかない、
“325 Capri”とは全く違う楽器に仕上げられています。

ということで次回は325C58と325V59を比べてみていきたいと思います。

それでは!

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