Rickenbacker 325C58 & 325V59 ~ジョンの相棒、Part.2~

こんにちは。

前回のブログにてRickenbacker 325C58の”John Lennon Mod.”をご紹介いたしました。

その際に325C58を”JL Mod.”すると325V59に似てくるというところで、
せっかくなら比べてみましょうというのが今回の話題になります。

まずは2本並べてみましょう。

ここで大きく違うのは色からもわかる通り使用されている木材。

C58はネックとボディー共にアルダー、V59はメイプルが使用されています。

そのためパーツを同じに揃えても、この2本は完全に違う楽器になるのです…。

もう一つはピックガード。

C58は1枚なのに対して、V59はピッキングで当たる部分にもう一枚ガードのある
2階建て式になっています。

次は側面。

左がV59、右がC58モデルですが、明らかにC58モデルの方が厚いのがわかります。

またビグスビーが載っている部分の掘りの深さや形状もだいぶ違いますね。

ただボディバック側から蓋をするチェンバー構造はどちらも共通しています。

続いてヘッド。

上がV59、下がC58ですが明らかにV59の方が大きくなっています。

Cシリーズが出る前に、「ジョンの325に似せるため」と
V59のヘッドを細く削り直した方もいらっしゃいました…。

また形状だけでなくパーツも異なっています。

まずはペグ。

V59は他の楽器でもお馴染みのクルーソンデラックスですが、
C58はオープンバックタイプのグローバー製”ステタイト”が搭載されています。

そして細かいところだとネジ。

V59はプラスネジで、C58はマイナスネジになっています。

いかがでしょうか。

ジョン仕様を作るならV59でもC58でもパーツを変えなければいけませんが、
なんといっても1番は使用されている材やシェイプなど木部が異なること。

ぜひ購入の際には参考にしてみてください。

それでは!

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