[お知らせ] Gibson超高額買取リスト更新!〜Gibson Memphis編〜

こんにちは、店長の野呂です。

当店HPにて公開中の超高額買取リスト
随時更新しておりますので、買取をご検討中のお客様には是非ともチェックしていただきたいリストとなっています。

前回ブログに引き続き、今回は中でも特に買取に力を入れている“Gibosn Memphis”製品に関して取り上げます。(Gibson Memphisの高額買取リストはこちらから!)

まずはこちら、”Gibson Memphis”のHistoric Series “ES-335″モデルです!

Gibsonのメンフィス工場は2018年の破産の影響で2019年4月頃をもって閉鎖となり、現在では全てのエレキギターがナッシュビル工場にて生産されています。
生産が完了となった今でもメンフィス工場のハイクオリティな製品は高く評価されており、特にHistoric SeriesのES-335モデルは市場で非常に人気があります。

さてここで、「”Gibson Memphis”って何?」といったご質問を頻繁にいただきますので、この機会に簡単に説明いたします。

→2000年にESシリーズの生産拠点として新たにギブソンメンフィス工場が発足。レギュラー製品の箱物を中心に生産。

→2005年にはカスタム・ショップの傘下に入り、ヴィンテージリイシュー、カレントモデル、シグネチャーモデル等ESシリーズに特化してバリエーション豊かな製品をリリース。
(2007年頃の製品からはアイテムによって認定書も付属するようになります。)

→2013年よりGibson Memphisとして独立。ヒストリックシリーズなどの独自のラインナップを展開。
(同時期にもヒストリックコレクションとしてES-335はナッシュビル工場でも製造されているのでややこしいですね。)

→2019年春に工場閉鎖。ES-175などの一部モデルが生産停止に。ES-335などの生産はナッシュビル工場へ引き継がれることに。

ざっくりと上記の流れです。

気になる同時期のヒスコレとメンフィスヒストリックシリーズの比較ですが、個人的にはやはり実際に弾いた時には異なった傾向がある印象です。(もちろん個体差もございますが。)
重量の違い(メンフィス製の方が比較的軽量な個体が多い傾向)、搭載されているPUの違い(メンフィス製は独自の”MHSハムバッカー”)は出音に直接的に影響がありそうですね。
この印象の違いに関してはどちらの方が優れているという話ではございませんので、人それぞれどちらが好みかの意見は分かれそうです。是非ともご来店の上お試しください。

ちなみにメンフィスでは通常ナッシュビルで生産していない”1958年仕様のES-335″といった製品もラインナップしていました。
ES-335製造開始初期の”アンバウンドネック”は個人的にとても好きなルックスなので、ナッシュビル製の現行品でも生産を待ち望んでいます。

また、Gibson MemphisではリイシューモデルのES-175の生産にも力を入れていました。

カッタウェイ部やアーチなどのボディ形状はヴィンテージを採寸することでリアルなシェイプで復刻。
通常はボディにトップ/バック/サイドの全てでラミネートメイプルが使用されるES-175ですが、こちらのモデルはオリジナルの1959年製と同様に単板のメイプルをサイドに採用しています。

そして、57年より採用される特徴的なルックスの”ZIG-ZAG”テールピースは、わざわざ50年代当時の道具を探し出し手作業で太い金属を曲げて本物そっくりに作成する拘り様です。

ES-175は1949年に登場してからずっと生産され続けてきた超定番モデルですが、Memphis工場の閉鎖に合わせて2019年以降のカタログラインナップからは外されてしまいました。

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その他、リストに掲載がないモデルももちろん大歓迎です。
こちらの見積もりフォームからどうぞお気軽にお問い合わせください!

今回はこの辺で。

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