[ニコニコ雑記] 軽量なジャズベース入荷

こんにちは、店長の野呂です。

前回ブログでは、”軽量なテレキャスター“を紹介させていただきました。
今回は”軽量なジャズベース”を紹介させていただきます。

本日よりWeb掲載・販売を開始いたしました、Fender Custom Shop 2021 Wildwood10 1960 Jazz Bass Heavy Relic (Faded 3Color Sunburst) です!

米国の楽器店“Wildwood Guitars”によるオーダーモデルとなっております。

オーダー品らしく一風変わった仕様が盛り込まれていますので、順番に紹介して参りましょう。

まずは、ボディ材!
前回紹介したテレキャスターと同様に、”アッシュ”がセレクトされています。
通常、ローズ指板の60年代モデルはブロンドカラーを除いてアルダーボディの組み合わせとなっていますので、ローズ指板×アッシュのボディ組み合わせは珍しいです。

アッシュらしい太い道管が特徴の木目が確認できます。
ボディバックの写真だと分かりやすいですね。

重さは、ブリッジカバーとピックアップフェンスを取り外した状態で3.93 kg!
(ブリッジカバーとピックアップフェンスを取り付けた状態で4.10 kg。)

カスタムショップ製のジャズベースは、ブリッジカバーとピックアップフェンスを取り外した状態で平均すると4.1〜4.2 kg程度の個体が多い印象です。
たった200〜300 g程度の違いですが、実際に手に持ってみると非常に大きな印象の違いを感じます。

塗装は1960年モデルらしく、赤みがかなり退色した”Faded 3Color Sunburst”が採用されています。
(1960年当時のサンバーストは、退色しやすい赤の染料が用いられていたのが特徴となっています。)
絶妙な色合いが再現されており、Relic加工と相まって貫禄のある良い雰囲気です。

指板材には黒々としたAAAグレードのローズウッドが使用されています!
Wildwood Guitarsによるオーダーモデルでは、ギターもベースもほとんどの場合で指板は10Rとなっています。
ヴィンテージスペックの7.25R / モダンスペックで使用されることの多い9.5Rと比較して平らな指板となっているため、ローアクションでのセッティングを好まれる方にはおすすめです。

フレットも近年では定番となったナロートールタイプ(6105)が採用されています。
ヘヴィーレリックのようなヴィンテージ感のあるルックスの楽器では、このような細いフレットの方が見た目のバランスが取れていて個人的には好みです。

店頭ではもちろんご試奏いただくことが可能です。
軽量・弾きやすいモダンスペック・ヴィンテージ風なルックスのフェンダー製ベースをお探しでしたら、是非ともご検討くださいませ。

今回はこの辺で。

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