[お知らせ] 5/5本日より通常通り営業再開しています!

こんにちは、店長の野呂です。

本日5/5(日)より、通常通りの営業を再開しています!

営業時間は 11:00~20:00水曜日は毎週定休日となっております。

皆様のご来店やお問い合わせを心よりお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さてさて、今月も毎日新着の楽器をHPやデジマートに掲載していく予定です!!

店頭でお客様より「新着楽器の更新を楽しみに毎日HPをチェックしている」と仰っていただけることがあり、そのような声がスタッフ一同の励みになっております。

それでは、今回は近日販売開始予定の目玉商品を、本ブログを閲覧いただいている方々へ特別にデジマートの掲載に先駆けてお知らせさせていただきます!

こちら!

Gibson Custom Shop 2020年製 Japan Limited 1956 Les Paul Custom VOS (Ebony Black)

国内限定モデル、アルニコVピックアップを搭載しているレスポールカスタムです!
近年レスポールカスタムは大変人気があり、市場で品薄状態が続いていますね。
中でもアルニコVピックアップを搭載した初期仕様のカスタムは非常に注目度の高いアイテムです。

実はこの2020年製モデルから、外観の印象に大きく関わる部分が変更されました!
アルニコVピックアップが搭載された過去モデルで極めて近い仕様である2014年製の”Hisotoric Collection 1954 Les Paul Custom”と見比べてみましょう。

どうでしょうか、何か違いが見つかりましたでしょうか。バインディングの色味が異なりますが、今回変更されたのは”ある部分の形状”となっています。
もしも上記2枚の写真を見比べて気づいた方は凄い洞察力です!

それでは”形状が異なる箇所”をアップで見てみましょう。
ハイポジションでのブロックポジションマークのサイズ感が異なることがわかります。

実は、レスポール・カスタムが登場した1954年からその後1959年頃までは、”17”、”19”、”21”フレットで全く同じサイズのインレイが使用されていました。
つまり、今回の2020年製モデルの写真(左)の仕様が50年代モデルとして正確に史実に基づいたデザインということですね。

1960年途中からは写真(右)のように徐々にフレット間隔が狭まるに従ってポジションマークの幅も狭まる仕様となります。
(1968年以降に再生産されたレスポール・カスタムも写真(右)の仕様が踏襲されています。)

アルニコVのモデルに限らずハムバッカー搭載の1957年モデルも含め、2020年製以降からは写真(左)の仕様が50年代のリイシューモデルでは採用されています。

細かな部分ではございますが、注目してみると意外と見た目に大きく関わる部分ではないでしょうか。
写真(左)の仕様になったことで、より50年代モデルらしい雰囲気が感じられるようになった印象です。

余談ですが、レスポール・スタンダードやSG・スタンダードで使用されるディッシュインレイ、ES-335で使用されるスモールブロックインレイ、カジノに使用されるパラレログラムインレイは、いつの時代も原則的に”17”、”19”、”21”フレットで全く同じサイズのインレイが使用されているのが面白いです。

Gibson製の様々な製造年の多様なモデルが店頭にはございますので、ご来店された際には是非とも指板インレイも見比べてみてください!

今回はこの辺で。

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