アイルランドのミュージシャンとアイルランドのお話 ~Gary Moore編~

こんにちは、スタッフ高橋です!

アイルランドを代表するミュージシャンと、アイルランドのお話ということで、
Thin Lizzyのお話をしていたのですが…

前回中心人物のフィル・ライノットが逝去したところで話が終わったので、
アイルランドの話できないじゃん…って思ったのですが。

今回からはThin Lizzyを途中で離れたGary Mooreのお話をしようと思います。

ちなみにThin LizzyのWikipediaには「ゲイリーは1979年のツアー中に失踪」と書かれていますが、
実際にはマネージメントの問題やメンバーのドラッグ問題等から離脱を決意したそうです。

Thin Lizzyを離れたゲイリーはMCAで最後のシングル「Spanish Guitar」をリリースし、
元CBSのディレクターであるドン・アーデンが立ち上げたジェット・レコードと契約。

新たに”G-Force”というバンドを結成し、翌1980年の5月にセルフタイトルアルバムを発売。

しかし。

活動がうまくいかずに6月には活動停止、からの解散という残念な結果となってしまいました。

加えて契約の問題からソロ活動の停止を余儀なくされたり、
コージー・パウエルのソロアルバムに参加し契約違反でさらに活動ができなくなったりします。

2年ほど紆余曲折がございますが、ヴァージン・レコードとの契約に伴い
ジェット・レコードとの契約を解消。

4年越しにソロアーティストとしての活動を開始できることになりました!

9月には名盤「Corridors of Power」をリリース、全英アルバムチャート最高位30位を記録し、
翌年に行われた初の来日公演もチケットは即日完売となりました。

1984年に入っても勢いは衰えず、「Victims of the Future」をリリース、
名曲「Empty Room」はシングルカットもされました。

また年末には北アイルランドのベルファスト”アルスター・ホール”にて凱旋コンサートを敢行、
アンコールでは元メンバーのフィル・ライノットも登場しました。

さてこの辺で少々北アイルランドのお話を。

ゲイリーの地元「ベルファスト」は北アイルランド最大の都市です。

造船業が有名で、映画でお馴染み”タイタニック号”もここベルファストで造られました。

そのためベルファストには現在”タイタニック・ミュージアム”がございます。

ちなみにニューヨーク行きのタイタニック号ですが、経由地はアイルランドの”コーブ”。

個人的にアイルランドでTop3に入る景観が可愛らしい街でした。

どうですかこの景色。

このカラフルな家がめちゃめちゃ可愛くないですか?

アイルランドに行ったら是非ベルファストとコーブにも足を運んでみてください!

それでは!

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