Freedom Custom Guitar Research Hydra 24F – 2Point のおはなし。

今日は25周年のアニバーサリーイヤーを迎えたFreedom Custom Guitar Researchのフラッグシップモデル ハイドラのお話です。

フリーダムと言えば、やはり画期的な構造のARIMIZO & One Point Jointに触れないわけにはいきません。

ARIMIZOとは建築用語で『蟻溝』と書きます。
ギターでいうとボディ側の溝が蟻溝になっており、ネック側の形状は『蟻』と言うんです。
一説によると、溝を端から見た形状が「蟻の頭」に似ていることから名付けられたそうですよ。
直角よりも角度をつけてジョイントする構造で、ヴァイオリンなどのクラシックな楽器にも昔から採用されています。
とは言え、フリーダムの溝の方向はネックを上にスライドさせる方向になるのでアコースティックギターなどとはその目的が違うようです。

そこで気になるのはもちろんOne Point Jointということになります。
蟻溝の構造上、One Point Joint自体を仮に外してしまったとしてもネックは外れません。
One Point Jointを締めたり緩めたりすることで、鳴り方を調整できますよ、という事らしいのです。
画期的な考え方ですね。

ちなみに丸いジョイントプレートは、ブラス製とアルミ製があり、材質によっても響きが変わってくるそうです。

そしてこのルックスです。
きっちりとブックマッチされたキルトトップやブラスのノブ、アバロンのオーバルポジションマークなど、どれをとってもシャープで美しい、まさにハイエンドギターですね。
しかもオプションのローズネック仕様です。

是非見に来てくださいね。

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