アイルランドのミュージシャンとアイルランドのお話 ~The Edge編 Part.5 ~

こんにちは、スタッフ髙橋です!

アイルランドを代表するミュージシャンとアイルランドのお話ということで、
U2のギタリスト”The Edge”のお話をしておりました。

前回は大ヒット作となった5thアルバム「The Joshua Tree」を発売した1987年頃のお話でした。

今回はその続きから。

1991年にアルバム「Achtung Baby」を発売します。

80年代のU2はバンドサウンド!!って感じでしたが、
90年代からは打ち込みを使用したアレンジが目立つようになりました。

プロデュースは引き続きブライアン・イーノが行っており、
レコーディングはベルリンの壁崩壊直後のハンザ・スタジオで行われています。

ハンザ・スタジオはデヴィッド・ボウイの「Low」やイギー・ポップの「The Idiot」、
近年ですと凛として時雨の「es or s」なんかもレコーディングされている名スタジオです。

「10段階でいうと、解散の危機の9の段階まで来ていた」とボノが語った通り、
作品の方向性を決めるのにかなり苦労していたそうですが…

以降この方向性の楽曲が増えていくこととなります。

1993年に発売された「ZOOROPA」や1997年発売の「POP」はまさにそれですね。

「POP」発売に合わせて行われたPOPMART TOURでは来日公演も行われており、
ニュースステーションにも出演しロングインタビューも受けてました。

この次の来日公演は2006年の「Vertigo」ツアーまで間が開くこととなります。

さて。

皆様ブライアン・イーノ氏の本名ご存知でしょうか?

実はめちゃめちゃ長いんです。

それがこちら。

“Brian Peter George St. John le Baptiste de la Salle Eno”

びっくりしました。

そんなイーノ氏は制作の際に「Oblique Strategies」というカードを使用します。

そのカードには

・問題をできる限り明確に文字で述べよ

・誤りを隠れた意図として賞賛せよ。

のような文章が書いてあり、ランダムに引いてヒントにするそうです。

このカードはご本人のオフィシャルストア「Eno Shop」で買える他、
¥400しますがアプリも購入することができます。

気になった方は是非!

それでは!

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