[ニコニコ雑記]ギターの”解像度”

こんにちは、店長の野呂です。

今回はブリティッシュロック関連で、ふと思ったことに関するコラムなのですが、ブリティッシュロックの大御所たちが晩年や現在使用している楽器についてです。

「ヴィンテージ全然使ってなくて、ハイファイな楽器チョイスじゃない?」

グレッチを使用していたジョージ・ハリスンも
リッケンバッカーを使用していたピート・タウンゼントも揃ってLace Sensorが乗ったクラプトンストラトを弾いていますね。

6~70年代から活躍しているセッションマンたちにもその傾向が見られ、
80年代の”スーパーストラト”時代が過ぎ去っても
同じサウンドキャラクターの楽器を使用するプレイヤーが多いです。

なぜでしょう。

エレキギターやシンセサイザーの歴史は”解像度を高くする”ことで出来上がってきました。

Fenderのアンプは大音量でのクリーントーンを求め大出力化、
現在では歪むアンプの代表であるMarshallも元々は同じコンセプトで
“PA”シリーズがラインナップされていましたね。

GibsonがLes Paul Recordingをラインアップしたのも、FMシンセが登場したのも同じ理由でしょう。

“歪まずに大音量が出せる”を求めた結果ですね。

味のあるヴィンテージトーンはもちろんですが、
ギターの進化形のサウンドにも目を向けると新たな楽しさが増えるのではないでしょうか。

最近のデジタル機材なんか、その性能に驚かされるものばかりですからね…。

話はつきませんが、今回はこの辺で!

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