[ニコニコ雑記] 夏だ、シティポップだ!

こんにちは、店長の野呂です。

梅雨を迎え夏が近づいてくるにつれ恋しくなるのがシティポップ。

爽やかで涼しげなサウンドは暑さを吹っ飛ばすのに最適です。

ギターマガジンでも頻繁にその音楽を彩ったギタリストを取り上げるようになり、
フォロワーバンドも増えるなど世間でもブームが続いて久しいですね。

さてそのギターサウンドですが、独特の清涼感とまとまりがどのギタリストからも感じられます。
その肝はどこにあるのでしょうか。

まずは”ダイレクトイン”。
当時多忙を極めたセッションマンはその中でも自身のサウンドへの安定性を求めており、
ラインアウトを接続するのみで全ての曲を賄えるシステムが組み上げられていました。

マイキングして録音するのと異なり空気を通さずレコーディングするため、
非常にハッキリくっきりした音質に仕上がります。

またラックEQやコンプによる恩恵もあり、エフェクト乗りの良さとオケ馴染みは清涼感を演出するのに一役買っているはずです。

2つ目は”パコン”となるタイプのコンプレッサー。

鈴木茂氏や松原正樹氏を筆頭にダイナコンプやROSSコンプなど、
アタックタイムが早くやや歪感のあるコンプレッサーが使用されております。

粒が揃うと同時にミッド〜ハイミッドにややフォーカスしたサウンドに仕上がるため、
まとまりがよくアンサンブルでも聞こえやすく仕上がりやすいです。

ちなみにBOSS CE-1のバッファーでも結構似たような効果が得られるため、
80’sの雰囲気が欲しい方にはこちらもお勧めです!

時代の音を機材の側面から考えていくと楽しいです。

話はつきませんが、今回はこの辺で!

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