[ニコニコ雑記] 我らがキング、”B.B. King”

こんにちは、店長の野呂です。

本日5月15日は偉大すぎるブルースマンが旅立った日です。
B.B.キングが亡くなってなんと7年が経ちました。

当時89歳で亡くなる前年の2014年11月までコンサートを行なっており、最期の最期までショーマンとして生きた人生でした。

今回はそんな彼へのリスペクトを込め、B.B. Kingについて取り上げたいと思います。

まずは簡単に生い立ちをご紹介いたします。

B.B. Kingこと”ライリー・B・キング”は1925年9月16日、ミシシッピ州北部に生まれます。

奇しくも1925年の日本では、娯楽雑誌「キング」の創刊号が発売しております。笑
世界史年表で言うと、ドイツ大統領選挙で後にヒトラーを首相に指名するヒンデンブルク大統領が当選。
そしてヒトラーが有名な著書「我が闘争」第一巻を公表した年です。

私たちが歴史の教科書で読んでいた時代をリアルタイムで過ごしていたと思うと、かなりの大往生だったのが改めて感じられます。

幼少期を小作人として過ごし、明確な年齢は公表されていませんが、かなり幼い頃からギターを弾くようになります。
当時影響を受けていたのがT-ボーン・ウォーカーやロニージョンソン、また並行してゴスペルにも親しんでいたようです。

18歳になるとメンフィスに移住、従兄弟のブッカ・ホワイトにギターを習いだしました。

またラジオDJも行うようになり、呼び名は”Beale Street Blues Boy”。
その後”Blues Boy”に短くなり、”B.B.”の芸名の由来となりました。

そして1949年にレコードデビュー、その2年後には”3 O’clock Blues”がR&Bチャートの1位を獲得し、以降数々のヒット作を世に送りだすこととなるのです!

中でも個人的に思い入れの強いアルバムは、名盤中の名盤として知られている”Live at the Regal”(1965年発売)です。
あまりに定番すぎるので今更私が何か語るのも野暮かと思いますが、とにかく”最高”なアルバムです。
ライブが行われたのは1964年11月21日、当時のB.B. Kingは39歳です。
完全に脂の乗り切った頃のパフォーマンスが堪能できます。

このアルバムは実に多くのギタリストに影響を与えており、ジミ・ヘンドリックスやマーク・ノップラーもその影響を口にしてしていました。
エリック・クラプトンも”B.B.King、そしてブルースの入門アルバム”として、こちらのアルバムをレコメンドしていますね。

彼がいなければエレキギターの表現の幅はどれだけ狭かったことでしょう。
これまで聴いたことがなかった方もあった方も、今日この機会に皆様いかがでしょうか。

B.B. Kingの使用していたギターや機材のお話はまたの機会に!

今回はこの辺で。

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