[ニコニコ雑記] 風街 ~Happy Birthday 松本隆!~

こんにちは、店長の野呂です。

本日は偉大な作詞家で、偉大なドラマーの松本隆氏のお誕生日です。

74歳おめでとうございます!

先日ブログで取り上げました細野晴臣氏とともに、”はっぴいえんど”のメンバーとして活躍されていたことはご周知のことですよね。(写真は、はっぴいえんどメンバーの鈴木茂氏、大瀧詠一氏、松本隆氏、細野晴臣氏。)
もちろん細野氏とは、その前に在籍したエイプリル・フールやセッション活動も含めかなり関わりが深いです。

2020年に作詞家としての活動も50周年を迎えられ、トリビュートアルバム「風街に連れてって!」も発売されました。
また、それに伴い2021年の11月5〜6日に行われたコンサート「風街オデッセイ」では、なんと36年ぶりに”はっぴえんど”のドラマーとして出演されておられました。

66年のビートルズ武道館公演をみたことがバンドを組むきっかけだった松本氏のMCは、

「今、ここに立っています。あそこからここまで50年かかりました。
 今日はリンゴ・スターと同じ、ラディックのドラムで。」

だったそうです。非常に感慨深い言葉です。

私もいつまでも音楽に憧れ恋焦がれた日々の情熱を忘れずにいたいものです。

さて、稀代の作詞家・松本隆氏の作詞曲といえば、太田裕美「木綿のハンカチーフ」、大瀧詠一「君は天然色」、松田聖子「赤いスイートピー」、寺尾聰「ルビーの指環」などをはじめ、その名曲の数々は枚挙に暇がなく、皆様のよく知るところと存じます。
現代でもさまざまな人に歌い継がれていて、その影響力の大きさは計り知れません。

中でも私がよく聴いたのは、あまりに定番ではありますが、はっぴいえんどの2ndアルバム「風街ろまん」です。
特に、収録曲の「はいからはくち」はお気に入りの曲で、”肺から吐く”と”ハイカラ白痴”のダブルミーニングのタイトルには非凡な言葉遊びのセンスが感じられます。

ドラムの演奏も特筆して素晴らしく、曲の演奏開始時のドラムのフィルインや、ギターソロのあとのドラムソロは松本隆氏の魅力である歌心あふれるドラミングが堪能できます。
決してテクニカルなわけではないのですが、不思議と耳に残るフレーズが印象的です。
(ちなみにこの曲での鈴木茂氏の躍動感あふれるイントロのギターは必聴です!)

今回はこの辺で。

Follow me!