[ニコニコ雑記] ファイヤーバード・ギタリスト名鑑

こんにちは、店長の野呂です。

前回、前々回に引き続きファイヤーバードに関連したテーマで、
今回はファイヤーバード使用ギタリストについて取り上げたいと思います。

まずは世界で最も偉大なファイヤーバード奏者、
「100万ドルのギタリスト」の異名で知られるジョニー・ウィンター大先生です!!

ファイヤーバードの生々しい音色を楽しむならこのアルバムでしょう!!

1976年録音のライブ盤、「Captured Live!」です!!

ご覧ください!ホワイトのファイヤーバードVを構えたこの姿!
カッコ良すぎだろ…。

1曲目の大定番ロックンロールナンバー“Bony Moronie”から、
超ハイテンションな演奏を連打していきます。

中でも私のお気に入りは5曲目のBob Dylanのカバー、“Highway 61 Revisited”
冒頭の爆音スライドギターから圧倒的な疾走感が感じられます。
“キレ”の良さを感じられる音色はやはりファイヤーバードの魅力ですね。

ちなみにスライドを使用するときには、主にオープンEやAを使用します。
また、ロック界隈ではサムピックでリードを弾きまくるスタイルも少数派かも知れませんね。

7年前の2014年7月に惜しくもこの世を去ったジョニー氏ですが、
その直前の14年4月のライブを実際に観に行きました。
アンコールであの63年製のファイヤーバードを持って出てきたときには感極まったのを覚えています。

Gibson Custom Shop 2008 Inspired by Series Johnny Winter Firebird V Signed Aged

もう一人紹介したいのは、クラレンス・”ゲイトマウス”・ブラウン氏です!!

このレザーのピックガードが印象的なノンリバがトレードマークです!!

ブルースを基調にカントリー&ウェスタン、ファンク、ジャズなどの
アメリカンミュージックの様々な要素を盛り込んだユニークな音楽性で、
フィドルやドラムやピアノやハーモニカの演奏もこなすマルチプレイヤーです。

そしてギターの弾き方もかなり独特。

人差し指でのピッキングをメインに親指や中指も必要に応じて使うスタイルなのですが、
なぜか指の関節をほとんど曲げない見慣れないフォームです。

それでいてかなり速いフレーズを弾きこなすので、
初めて動画を観たときには視覚情報と実際に聴こえる音との違和感で混乱しました。笑

そしてカポタストをかなりの頻度で使用します。
(カポの地点を0フレットとすると、3フレットくらいまでしかほとんど使わないことも多いです笑)

ペケペケとしたトレブリーなクランチトーンが持ち味で、
歯切れの良いサウンドメイクがファイヤーバードマッチしていて素晴らしいです。

ちなみに下の写真のようなシグネチャーモデルも存在します。

O.N.G Blues Guitar The Man

これまた個性的なルックスです!!

こちらにもファイヤーバード・ミニハムが搭載されていますね!

それにしても、メインギターがファイヤーバードって個性的で憧れます。
皆さんも今後のメインギターとしてファイヤーバードを検討されてはいかがでしょうか?

今回はこの辺で!!

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