Gibson Memphis ES-275のお話

今回はGibson Memphis ES-275のお話です。

この楽器を開発する際にメインターゲットとして想定されたのは
「小柄な日本人ジャズギタープレイヤー」でした。

確かに17インチボディのL-5やL-7はもちろん、16インチのES-175やL-4等でも
ステージ等で使用している画像を見ると楽器が大きく見えますよね。

このES-275では”15.5インチ”と言うボディサイズが採用されています。

16インチボディのES-175と並べると一回り小さいのがわかりますね。

またボディ厚も横にあるES-335と比べても分かる通り、
フルアコとしてはかなり薄めに設計されています。

ではボディの構造を見てみましょう。

メンフィス専用のMHSハムバッカーを取り外すと…

センターブロックがないのが確認できます。

ボディ材にはメイプル/ポプラ/メイプルの3プライ合板が使用されています。

また細かい部分ですが、ボディトップにはブリッジを固定する穴が開けられていて、
ブリッジ台座を貫通した高さ調整用のポールが刺さるようになっています。

弦交換の際に毎回ずれてしまうのはストレスですもんね。

取り回しが良く、実用性の高いフルアコをお探しの方は是非検討してみてください。

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