Rickenbacker 355JLのお話。

今回はRickenbacker 355JLのお話です。

ジョン・レノンが使用していた事で有名なRickenbackerといえば325モデルですが、
かなりのショートスケールゆえに実用が難しいと言う方も少なくないと思います。

そんな方におすすめなのがこの355モデルです。

まずはスケールの違いですが、

325 : 20-3/4インチスケール
355 : 24-3/4インチスケール

Gibsonの3/4スケールよりもさらに短い325モデルですが、
355の場合はGibsonのフルスケールとほぼ同じ尺になっています。

2本並べるとその差は一目瞭然ですね。

スケールが長くなったのに伴いブリッジの位置は後退し、
各ピックアップ間も広くなっているのがわかります。

ただそれ以外のコントロール等は325と変わりありません。

重さですがこの2本の実測値で、

325 : 3.14kg
355 : 2.99kg

トレモロユニットの分325がやや重いですが、大きな差はありませんでした。

さて、今回紹介している355は”JL”表記がある通り[John Lennon]モデルとなっており、
ジョン・レノンの生誕50年記念として2000本限定で生産されたリミテッドモデルです。

当時は本人同様のショートスケール、トレモロユニット搭載の325JLも販売されていました。

ピックガードにはジョン・レノンのサインと肖像画のプリントがあり、認定書も付属しています。

ファンにはたまらないアイテムではないでしょうか。

是非店頭でご覧になってください。

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