[ニコニコ雑記] モズライト”ではない”ジョニー・ラモーンのギター

こんにちは、店長の野呂です。

本日10月8日はラモーンズのギタリスト、ジョニー・ラモーンのお誕生日です!

1948年生まれなのでジョン・ボーナム、ジェイムス・テイラー、スティーブ・ウィンウッド、スティーブン・タイラーといった面々と同世代です。

ラモーンズは私がギターを始めようと思うきっかけになったバンドということもあり、個人的にとても強い思い入れがあります。
「楽器の演奏なんて難しくてできないだろう」と、そもそもギターを弾くことを考えたことがなかった私が、ギターを弾いてみたいという気持ちになるほど初めてLIVE映像を見た時に衝撃を受けました。
2007年に公開されたラモーンズの映画”TOO TOUGH TO DIE”においてレッチリのメンバーやサーストン・ムーアが語っておりましたが、彼らがきっかけでバンドを始めた偉大なアーティストも多いのではないでしょうか。
後の世代にもたらした影響は計り知れません。

さて、ジョニーのメインギターといえばMosriteのMk.2が有名ですね。
PUを交換した白のメイン機とオリジナルのままの青いサブ機があり、現存するほとんどのライブ映像でその楽器が使用されています。

しかし!実は他のギターを一切手にしていなかったわけではありません。
今日はモズライト以外の楽器に注目して紹介いたします。

まずはこちら。

Rickenbackerの450モデルです。

以外にもこのナチュラルの個体とファイヤーグローの2本を所有しており、Mosrite以外の中では登場頻度が高かった楽器です。

ファイヤーグローの個体はシリアルナンバーFA180の1966年製で、リアピックアップはモズライト同様Dimarzio Fat Stratです。

ナチュラルの個体は1959年製で、現在Cheap TrickのRobin Zanderが所有しているそうです。

続いてはこちら。

HamerのSpecialです。

意外にも広告にまで登場していました。

こちらも2本所有しており、1本はリアPUがお馴染みのスペックへ交換されています。

2016年にオークションにかけられた際に$55,248で落札されており、Rock n’ Roll Relicsからはレプリカも製造されています。

3機種目はこちら。

Gibsonのマローダーです。

細かい部分ですが、PUセレクターがトグルスイッチではなく兄弟機種のS-1同様のロータリースイッチなので後期型ですね。

79年頃のライブの画像なので時代考証的にも合致します。

最後にこちら。

70年代製ストラトです。

ヘッドシリアルではないので~77年ぐらいまでに製造された個体だと思いますが、なんとハードテイルです!

また珍しくカポをつけて演奏しています。

もう一本トレモロのある黒のストラトも所有していますが、ストラトを演奏している画像はなぜかカポをつけているものが多かったです。

B級映画の帝王ことロジャー・コーマンが79年に制作指揮を務めた映画”Rock ‘n’ Roll High School”が昨年映画館で上映された際には足を運びましたが、永遠の初期衝動が詰まっていて最高の映画なので、ロックファンには是非一度見ていただきたいです。

今回はこの辺で。

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