[ニコニコ雑記] “後がけ”の音

こんにちは、店長の野呂です。

相変わらずブリティッシュが一番、Made in Englandに弱い私ですが。

ブリティッシュロックの音を作るにはギターとアンプ”以外”の機材も重要になってくる件について書いていこうと思います。

というのは初めてオリジナルのプレキシやVOXを弾いた時、
「あれ、あのダーティかつキラキラな感じが全然出ない」と思ったことに始まりました。

ギターをリッケンに変え、ストラトに変え。

ブライトチャンネルやブリリアントチャンネルを一通り試しても、
いくら”レコーディングマジック”がはあったとはいえ近づけない壁を感じました。

そんなこんなでコンソール系やレコーディング機器再現系ペダルへ興味を持ち、
個人的に解決策としてお勧めしたいのが”FMR A.R.C.”と”JHS Colour Box”です。

FMR AudioはRNLA7239やRNC1773で人気に火がついたブランドですね。
海外某レコーディング機材誌にて高評価を受け、
国内外問わずこの2機種は近年レコーディングエンジニア必携アイテムとなっています。
この2機種はライン機材用に設計されていますが、ハイインピーダンスのエレキギターや、
ベース等にも使用しやすい機種として発売されたのが”A.R.C.”です。
効き自体はスタジオ系ナチュラルコンプですが、
結構強めにかけてあげることで60’s音源等で聴ける「パーン」と張った華やかなサウンドに近づきます。

JHS Colour BoxはNeve製コンソールのマイクプリアンプを再現したペダルです。
BeatlesやCreamに始まり意外とアンプを使っていない音源が多いブリティッシュロックですが、
このペダルを使用することで”Revolution”や古くは”Love Me Do”などのサウンドが再現できます。
またアンプとギターの間に挟み使用する場合、
ハイパスフィルターでローのダブつく箇所を切ってあげることで、
アンプならではの迫力を残しながら煌びやかさのみを強調できます。

録り音に近いサウンドでギターを弾けるのは非常に楽しいものです、
なんて言ったって音源そのまんまの音がスピーカーから出てくるんですよ!

その環境はレコーディングのプロセスを再現することで再現できますし、
アンプ直派の方でも意外と目指すサウンドへの近道はこれかもしれません!

気になった方は是非調べてみてくださいね!

話はつきませんが、今回はこの辺で!

Follow me!