[ニコニコ雑記] 古都、奈良出身のバンド

こんにちは、店長の野呂です。

私事ですが、先月に所用で奈良県へと行って参りました。

観光ではなかったので、大仏を拝んだり、鹿に会いに行ったりしてた訳ではなかったのですが、幸運なことにタイミングよく”若草山の山焼き”を拝見することができました。

これは奈良市内を見下ろす奈良県のシンボル”若草山”で毎年行われている冬の伝統行事だそうです。

その起源や目的に関しては諸説あるようですが、奈良県観光公式サイト様の説明によると、

「春日大社・興福寺・東大寺の神仏が習合し、先人の鎮魂と慰霊、さらには奈良全体の防火と、世界の人々の平安がお祈りされます。」とのこと。

山焼きの前に打ち上げられる冬の花火は新鮮で、約33ヘクタール(東京ドーム約7個分)の山肌が燃えてゆく様は非常に興味深いものでした。

さて、そんな”古都”奈良県ですが、私が好きなバンドの出身の地でもあります。

“JITTERIN’JINN”です!

1986年に奈良県にて結成、1989年にシングル“エヴリデイ”でメジャー・デビューしたジッタリンジン。

1990年のヒット曲、「プレゼント」「にちようび」「夏祭り」は、おそらく多くの人がどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。
特に「夏祭り」はWhiteberryによるカバーも広く知られており、甲子園などの高校野球の応援歌としても頻繁に演奏される他、東京ヤクルトスワローズのチャンステーマとしても有名です。

これら代表曲の作詞・作曲者としても知られているギタリストの”破矢ジンタ”氏ですが、メインギターは一貫してEpiphone製のホロウボディモデルを愛用していました。

“プレゼント”のPVで登場する赤い”Casino”(ある時からはピックガードを外して使用)も非常に印象的ですが、なんといっても一番有名なのは”Sorrento”でしょう。

90年代には”Sorrento”のデザインをベースとした、日本製(寺田楽器製)の”Epiphone ES-930J”という破矢ジンタ・シグネチャーモデルも生産されています。

仕様としては、オリジナルのソレントは14フレットジョイントですが、ES-930Jはカジノのように16フレットジョイントとなっている点が特徴的です。
ピックアップもミニハムではなくP-90が採用されていますので、ある意味”シングルカッタウェイ版のカジノ”と考えるとわかりやすいかもしれません。

これのジョイントが16フレット、P-90が2発というスペックを想像してください。

Epiphoneの箱物好きとしては、1度お目にかかってみたいモデルです。

今回はこの辺で。

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