[ニコニコ雑記] アベフトシの日

こんにちは、店長の野呂です。

昨日は7月22日は元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのギタリスト、アベフトシ氏の命日でした。

今年でもう14年が経ち、ご存命だったら57歳になる年でした。

私は2009年当時まだ学生で、ちょうど軽音楽部の合宿から帰っている最中に氏の訃報を耳にしました。

あまりにも突然で、そして42歳とまだ若かったこともあり、とにかく驚いたことをよく覚えています。

初めて目にした動いているアベ氏の姿は、ミュージックステーションの生放送でt.A.T.uが急遽出演しなくなったために代打としてTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTが予定にない曲の生演奏を披露した放送でした。

そうして「ミッドナイト・クラクション・ベイビー」を演奏したシーンはいまだに伝説として語り継がれていますが、画面越しであってもその瞬間を共有できたのはとてもラッキーだったなと時が経つほどに感じます。

アベ氏のパブロックスタイルと、ブリティッシュパンクスタイルを掛け合わせた様なプレイはとても衝撃的で、キレキレで暴力的なカッティングプレイは皆様一度は憧れたことではないでしょうか。

また、その影響でテレキャスターカスタムを手に取った方も少なくないことでしょう。

本人は松下工房のオリジナルブランド”Seen”製のカスタムテレキャスタータイプを複数本愛用していらっしゃいました。

一番使用頻度が高かったのはブラックフィニッシュ/鼈甲ガードの個体ですが、ブラック/パーロイドガードや、ナチュラル/鼈甲ガードのものもありました。

そしてFender Japanからはその仕様を模した”TC72 TS”モデルが販売されていましたね。


(以前に在庫していた個体の写真です。リアPUは交換されています)

6弦側ホーンからリアトーンの位置に移設されたPUセレクターも再現されています。

上記の本人が使用していた3色がFender Japanからラインナップされていて、今なお中古市場で高い人気がありますので、是非とも再生産して欲しいモデルの一つです。

今日は久々に1stフルアルバムの「cult grass stars」を聴きながら帰宅することにいたします。

今回はこの辺で。

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