[ニコニコ雑記] 細野晴臣の誕生日~スタジオワークを振り返る Part.2~

こんにちは、店長の野呂です。

前回書きました通り、先週日曜日の7月9日は細野晴臣氏のお誕生日でした。

それに加え「恋は桃色」も発売から50周年を迎えました!

今回も引き続き「恋は桃色」…ではなく、同時期に細野氏が携わったスタジオワークを紹介していこうと思います!

まずは”日本のジョニ・ミッチェル”とも呼ばれた金延幸子氏の1stアルバム、「み空」から。

余白が多く設けられた印象的なジャケットデザインです。

1972年9月1日発売のこのアルバムは、ベースの演奏のみならず編曲も細野氏により行われています。

アコースティックかつ洗練されたアンサンブルで、金延氏のボーカルがしっかりと引き立てられています。

おすすめの楽曲は4曲目の「時にまかせて」です。

ドラムは林立夫氏、ギターを中川イサト氏が務めており、当時としてはかなり先進的でアメリカンなサウンドプロダクション&アレンジとなっています。

もう一曲ぜひ聴いていただきたいのは7曲目の「青い魚」。

ギターに鈴木茂氏、ドラムに林立夫氏が揃ったティンパンアレーメンツで、録音時20歳とは思えない味わいのある演奏は必聴です。

次は”日本のボブ・ディラン”こと友部正人氏の楽曲「まちは裸ですわりこんでいる」です。

1972年4月発売のシングル「一本道」のカップリング曲で、ドラムは松本隆氏、マンドリンを高田渡氏が担当しています。

はっぴいえんどのリズム隊による荒削りながら「歌を聴かせる」演奏が心地よいです。

友部氏の作品には他にも細野氏と交流の深いミュージシャンが多く参加しており、1975年発売の「誰もぼくの絵を描けないだろう」はYMOで活動を共にする坂本龍一氏の初スタジオワーク作品としても知られています。

最後に紹介するのは日本フォーク史の重鎮、南正人氏の「南正人ファースト」です。

演奏クレジットは”キャラメルママ”、元祖ティン・パン・アレーで、ベース細野氏、ギターは鈴木茂氏、ドラム林立夫氏、鍵盤に松任谷正隆氏という布陣です。

2曲目の「午前4時10分前」からファンキーかつ熱のこもった演奏が収録されており、特にリズム隊のキレ具合はいつ聴いても鳥肌ものです。

ちなみに細野氏と林立夫氏は前作の「回帰線」にも参加しています。

この当時はフォーク作品への参加がかなり多かったのですが、当時フォークがヒットチャートを席巻していた時代だったことに加え、細野氏がカレッジ・フォーク出身だったことも影響してるのかと思います。

歌を生かしたシンプルなアレンジとベースラインは細野氏の専売特許ですが、この頃からもう完成されていたのですね。

他の作品も是非ディグしてみてください。

今回はこの辺で。

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