極小サイズのヘッドアンプ Traynor Amplifiersの「Quarter Horse Microamp」に驚かされた件について

こんにちは。スタッフの鹿毛です。意図せず最近のラノベみたいなタイトルになってしまいました。
今回は、最近入荷したものに個人的にとっても面白いなと思ったものがありましたのでそちらを取り上げたいと思います。


Traynor / Quarter Horse Microamp

それがこちら、カナダのアンプメーカー”Traynor Amplifiers”の「Quarter Horse Microamp」です。
まずやっぱりサイズですね、これ普通にペダルサイズなんです。おそらくマルチ系のペダル、Line6 / M5とかZOOM / G3なんかより明らかに小さいです。
その上2チャンネル仕様です。チャンネル1はVolumeのみ、チャンネル2はVolume/Gain/Trebleの調整ができますが、愛らしいことにチャンネル1のVolで十分な音量を稼ごうとするとチャンネル2より平気で歪みます。マスターのVolが付いているのでゲインを稼いで小音量、またはローゲインで大音量、みたいなこともこれ1台で出来ますね。
さらにリバーブに、トレモロとアナログタイプのディレイも搭載しています。これらのエフェクトは両チャンネルで使用可能で、トレモロは癖がなく結構突っ込んだセッティングもできるのでエフェクティブに使うには良さそうです。ディレイは発振はしないまでもタイムを弄った時の挙動は中々可愛らしいです。MIXの値は固定です。残念なのはトレモロとディレイが同時に使えないことです…。どうして…。

さて、実はインプットの横にはラインアウトも兼ねたミニジャックのヘッドフォンアウトも付いています。これが中々面白くて、スピーカーアウトと同時に鳴らすことも出来るので、ラインアウトでも録っておけばあとでスピーカーを変えてリアンプ、なんてことも出来ますね。
ここまで紹介してみて思ったのですが、これってDTMにはベストマッチなのでは?と思います。ペダルサイズのアナログスタイルのアンプヘッドなんて色々妄想が膨らみます。
しかしフットスイッチが付いているということは基本的にボードに組むことを想定されてるってことですかね。アウトプットは基本スピーカーケーブルなので、ちょっと怖いかも…。と思ってしまいますがDTM前提ならそんな心配もしないで済みます。

僕の結論としてはDTM用アナログスタイルプリアンプ、ってところでしょうか。エフェクトも付いてとってもナイスですね。
次回は「Traynor Amplifiers」についてもう少し掘り下げてみたいと思います。

それでは。

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