Zemaitisのギター!

こんにちは、スタッフ太田尾です!

今回は私の敬愛するロックスターの一人、布袋寅泰氏が使用するオリジナルZemaitisのメタルフロントについてお話ししたと思います!!

オリジナルZemaitisのメタルフロントギターは様々な有名アーティストに愛されており、日本国内では布袋寅泰氏以外にも、GLAYのHISASHI氏、元JUDY AND MARYのTAKUYA氏、さらにはCHAR氏等著名なギタリストたちに使用されています。

(写真は当店が以前に在庫していた1992年製Zemaitis Custom Metal Front)

私がZemaitisを知ったのは高校生の時でしたが、布袋氏がステージでこのメタルフロントをかき鳴らす姿に完全にノックアウトされてしまい、オリジナルZemaitisのメタルフロントギターが憧れとなりました。

メタルフロントはなんと言ってもボディトップ全面に貼られたジュラルミンプレート!!

レスポールのくびれを深くしたような少し小ぶりなボディシェイプもバランス良くスタイリッシュに仕上げられており、美しい彫金が施されたジュラルミンプレートと相まってラグジュアリーな見た目が最高に格好良い…

このギターが設計から完成まで一人の職人と一人の彫金師の手によって製作されたと考えると芸術品としてもとても感慨深いです。

布袋氏がよく使用しているナチュラルバックのメタルフロントは90年代後半に入手されたと言われており、シンプルなリーフの彫金ですが、他のZemaitisメタルフロントギターよりもネックの厚みがあり、深い彫金が施された柄がとても濃く一際強い存在感を示しています。

布袋氏所有のメタルフロントの音は様々な音源やライブでも確認いただけると思いますが、個人的に一番思い入れがあるのは2011年のCOMPLEX再結成チャリティーライブの最初の一曲目”BE MY BABY”での使用で、最初のAのコードを弾いた時のあの濃密でジューシーかつエッジの立ったサウンドは今でも忘れられません。

(余談ですが、BE MY BABYのPVで布袋氏がメイン機TE-HTを使用していないのは当時盗難にあってしまい、手元になかったからと言われております。本当に布袋氏の元に戻ってよかった…)

さらに布袋氏ソロアーティストとして2003年に発表した9枚目のアルバム”DOBERMAN”はメタルフロントのギターでほとんどの曲をライン録音しており、アルバム名にもなっている一曲目の”DOBERMAN”のキレのある鋭いながらも重厚で芯の太いリフサウンドは今でも私の心を掴んでおり、そのサウンドを日々追求しています。

いつか憧れのオリジナルZemaitisメタルフロントを弾いてみたい…!

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