[ニコニコ雑記] 京都のバンド”くるり”

こんにちは、店長の野呂です。

先日2月1日は”くるり”のベーシスト、佐藤 征史さんのお誕生日でした!
今年で46歳になったとのことですが、実にかっこいい年の重ね方をされています。

弊社ニコニコギターズと同じく京都出身の”くるり”。
弊社は今年で創業から27年を迎えましたが、くるりも同様に今年で結成から27年を迎えております。
創業100年を目標としている弊社と共に、くるりにも長く活動を続けてもらえたら喜ばしい限りです。

さて、アルバムごとに多様な音楽性で私を魅了してくれる”くるり”ですが、個人的には「The ロックバンド!」なくるりが好きです。
「さよならストレンジャー」「図鑑」「アンテナ」の3枚は繰り返し何度も聴いていました。

佐藤氏のベースのプレイングスタイルで個人的に好きな点が、ライブ映像で確認できる”ワンフィンガーでの8分刻み”です。

1st、2ndでドラマーを務めた森信行氏、5thでドラマーを務めたクリストファー氏のパワー感溢れるプレイに、ドライブ感を添えつつも楽曲を支える佐藤氏のプレイはまさにロックベースのお手本でした。

佐藤氏のベースで印象深い楽器といえば1969年製ジャズベースです。

大学一年生の頃にローンを組んで購入されたそうで、現在ではボディ外周やエルボーコンター部分のサンバーストの塗装はほぼ無くなり白くなってしまっています。

手が入っている点はフレットの打ち直しと弦の裏通し用穴の追加です。

近年ではほとんどレコーディングでしか使用していないようですが、現存することが確認できてよかったです。笑

近年メイン機になっているのはホワイトフィニッシュ/べっ甲ガードのFender Custom Shop製1964 Jazz Bass。(私も全く同色・同モデルのベースを長年使用しているので非常に親近感があります。)

最も新しい13作目のスタジオ・フル・アルバム「天才の愛」でもほとんどの曲で上記ジャズベースを使用。
Acme Audio製Motown D.I. WB-3を通し、UNIVERSAL AUDIO製Appolo Twinで録音したそうです。(Appolo Twinも私が自宅で使用している機材なので驚きました!)

かなりシンプルかつ手に入れやすい機材のみが使われているので、宅録メインのバンドマンでも全く同じ機材と録音環境が用意できそうです!

ライブではFreedom Custom Guitar Research製Retro JB-4stがメインで、足元もZoom製B3nとこちらも真似しやすい機材です。

まさに弾き方が大事だということを体現しているような佐藤先生の機材選びでした。

今回はこの辺で。

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